
新しいフライヤーを制作しました。
いつもお世話になっている喫茶えぜこに、風博士という素敵なミュージシャンがやってきます。
風博士がえぜこでライブを行うのは、昨年の6月に続き2回目です。
風博士というミュージシャンを知ったのは、3年ほど前、北白川にある「ガケ書房」という本屋でのことでした。
ある日ガケ書房を訪れると、ギターを弾いて歌っている人がいます。
何だか変な人がいるなあ、と思いつつ、最初は特に気にしませんでした。
しかし、しばらくすると、あれ?良い声!
何だか懐かしいような、でも初めて聴くような新鮮さもあり。
すっかり気に入ってしまい、CDを購入。
そこで歌っていたのは通りがかりの素人ではなく、インストアライブ中の風博士というミュージシャンだったのでした。
それからやく1年後。
喫茶えぜこに通ううちに、このお店には風博士の曲が合いそうだなあと思い、店主さんにCDを渡して、「是非聴いてみて下さい!」とおすすめしてみました。
すると、風博士を大いに気に入って下さった店主さんがすぐに動いて下さり、えぜこでの第1回風博士ライブが実現。
その上、フライヤーまで制作させて頂きました。
これが、喫茶えぜことの最初のお仕事でした。

そして今年の風博士ライブ。
ライブのタイトルからも分かりますが、このイベントをもって喫茶えぜこは閉店してしまいます。
えぜこでは私たちの初めての展覧会をさせて頂き、たくさんの素敵な方との出会いもありました。
特別な場所、という言葉では足りないほどに色々な思い出が詰まったお店です。
閉店してしまうのは悲しいですが、そこに風博士が再び駆けつけてくれること、そしてフライヤーという形で最後のイベントをお手伝いできたことは本当に幸せなことです。
このお店でさせてもらった幸せなお仕事を糧に、私たちもここを一つの区切りにステップアップしていきたい、と強く思う今日この頃なのでした。