


京都の夏といえば、祇園祭、下鴨古本市、五山送り火。
祇園祭は夏の始まりを、五山送り火は夏の終わりを、それぞれに強く感じる
ことができます。まつげのふたりが、毎年とても大切にしている行事です。
とくに下鴨古本市は、京都に暮らす前からのふたりの思い出がつまっている
場所。真夏の季節になれば自然と思い出します。
まずは入り口付近でかき氷を調達。片手にうちわ、もう片手にかき氷を抱え
ていざ、本の海へ!
体のほてりを感じながら、それぞれの好みの店をふーらふらと泳ぐように歩
きます。新しい作品にむけての参考書や、掘り出しものの図案集。欲しいも
のは次から次へと、あふれるように出てくるものです。
下鴨神社でお参り後、往路でチェックした本を買いつつ、のたりのたりと帰
路につくのも、お決まりのコースです。
小川のせせらぎに耳をすませ、つややかな緑のしたで深呼吸をすれば、から
だじゅうに満ちる、木漏れ日の輝き。
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